20度を上回る 暑い一日となっております。晩春とは言わずに
もう初夏と言ってよいのではというお天気ですね。
紫外線対策やら塩分水分補給など気になりますが、食欲も減退して参ります。
これからこそしっかりとした食事を摂ることが、気になる事案への対策の根本と
なるのではないかと思うのです。
当店のお昼のランチメニューが初夏のメニューへと、新しくなりました。
HPのメニュー一覧がまだ追いついておりませんので、冷前菜を2つほどご紹介いたしましょう。
●有機トマトのデクリネゾン 有機トマトの何段活用となったのでしょうか!?
トマトの色々をお楽しみいただきます。
●真鯖のフレッシュマリネ クレソンのクーリー ハイビスカスのジュレとキノアを添えて
フレンチで提供する鯖でございますが、日本人ならではの発想や想いが詰まった一皿と
なっております。
Menu vert au début d’été 今始まったばかりです。
2016年もGWがやって参りますね!皆さまご予定を立てていらっしゃることと
存じます。国外へ行かれる方、国内を巡る方、山へ行かれる方、色々あるかと
思いますが、海へ潮干狩りなんて小さい頃両親に連れられた記憶が残っております。
さてさて当店では潮干狩りではとても獲れない物をご用意致しましょう!!
鮑です、鮑の持つ海の香りをそのままに、柔らかさと歯ごたえを残す為、蒸してから
バターの澄んだ香りを付けて焼いてあります。
爽やかにエストラゴンヴィネガーを利かせたおソースと春を司るのはホワイトアスパラガスの
ほろ苦さとなります。オリーヴとケッパーをおソースに加えて、香りも食感も鮑が満喫できると
自負しております。鮑で海辺の春を感じて頂ければと思います。
”鮑のムニエル オリーヴとケッパーのコンディマンソース
旬のホワイトアスパラガスとオランデーズ”
ディナーの最初の温前菜でご用意しております。
http://chez-matsuo.co.jp/restaurant/shoto/news
〝ペリゴール産フォアグラのガナッシュ仕立て カンディンスキーへのオマージュ”
お昼のコースでご用意する冷前菜の一つのフォアグラです。
Hommage Kandinskyと銘打ったメニューはカンディンスキーの名画を
食べる感覚。フォアグラの本来持つ脂分を落として、ココナッツオイルの
優良な油分を補うことで、フォアグラの本来の味はそのままに、爽やかな
印象の仕上がりになっております。
〝野菜とサーモンマリネ クリームチーズとカラスミのソース”
たかがサーモン、されどサーモン。アスタキサンチンで色づいた
その身は綺麗な綺麗なサーモンピンクに染まっています。そんなサーモンを
無農薬野菜と一緒に食すればヘルシーな1品となります。
相性の良いハーブ、ディルで香りを付けて大根、胡瓜などと一緒に
クリームチーズから出来たとは思えないソースでいただきます。
どちらも春のMenu Vert の冷前菜でご用意しております。
お席にご案内してアペリティフが出ると先付けとして
アミューズ・グールが出て参ります。
意味合いとしてはこれから始まるコース料理へのプロローグとなる
とても大事な小さな1ディッシュです。
可愛くて一口で食べられるものが数種類あると楽しく感じます。
今週はフランスより届いたVeau de lait (乳飲み仔牛)の柔らかい
ミルキーなお肉をスチームして紫と黒の大根、シブレットを包みこみ
ピックを通して一口サイズにご用意してあります。(写真中央)
希少な素材だからこそ素材感を大切にシンプルに作ります。
シンプルかつ複雑なので、これから始まるお料理が益々楽しさを
増していきます。
シェフの熱い想いが込められた小さな一皿が、松濤レストランの
小さな巨人ことアミューズ・グールなのです。
春一番が吹き抜け、もうすぐ春ですねぇと感じ始めましたが
寒暖の差が大きい日々が続いております。
メニューも春へと衣替えの時期にさしかかっている様ですが
不安定なお天気に食材が振り回されて当店のオーナーも
シェフも頭を悩ませている様です。
冬の間に積み重ねた経験が今のメニューをより一層美味しく
さえ致します。そしてその経験を基に春のメニューにも経験が生かされて
オーナーとシェフのイメージを美味しく表現できる技術となることでしょう。
熟練の匠の味わいを今、ご存分にお楽しみいただければと思います。
http://chez-matsuo.co.jp/restaurant/shoto/menu.html