気温も湿度も高い日が多くなって参りました。暑さ対策は大丈夫でしょうか⁉
食欲が沸く一つの動機となればよいのですが、夏を前にした今、
フレッシュのサマートリュフが当店にも入荷しております。
フレンチの店ではありますが、良い食材に国境はない!!と、ばかりに
イタリアはマルケ洲産、穫れたてフレッシュサマートリュフです!
夏の食の風物詩の一つと言っても過言ではないですよね!
トリュフノワールと比べると香りが優しく感じて色の淡さが特徴です。
そして秋冬にトリュフノワールが穫れるのを待って楽しむのが慣例でしたが
太陽と月、光と影、西と東、北と南で反対になるように夏が北半球に訪れると
南半球には秋冬が訪れます。そして今夏、オーストラリアより届いた
極上質のトリュフノワールが真っ黒く輝いて芳醇な香りを放ち
皆様のお越しをお待ちしております!!
梅雨入り宣言したものの、まとまった雨は未だ見られませんが
ちょうど雨の降らない日のディナー開始直後のお庭は、まだ陽が沈んでいなくて
空が明るいです。陽が沈み夜へと変わる様がご覧になれますね。
明るいうちからのシャンパーニュはまた格別に感じますので、お庭のお席で
一杯やりながら先付けを頬張ると、なお楽しくなるのではないでしょうか‼?
先付けには冷たいコーンスープ、焼きとうもろこしにしてからスープにします。
当店自慢のフォアグラのテリーヌはソーテルヌのジュレと共に一口サイズで、
可愛らしい稚鮎をフリットにして南フランスではお馴染みのルイユを
添えて召し上がっていただきます。
パスティスが香って来れば、プロヴァンス気分です。もちろんシャンパーニュでも
よりプロヴァンス気分となりますよ‼
梅雨の合間の晴れの日は、お庭をぜひ使ってみてくださいませ!!
春の微風とやわらかい陽射しが心地良くなって参りました。
ポカポカしていて日中は家の外にいるのが気持ちいいですね!!
渋谷、松濤の桜は散ってしまいましたが、彩な緑が眼に留まります。
昼間の緑が瞼に焼き付いた後は、築地の魚河岸がお薦めする
春なのに甘鯛の朱がテーブルに映えます。
和の技法、松笠焼きを取り入れて、山口県萩産の甘鯛がサクサクと
ジューシーに焼かれ、サフランの色づくスープの中で泳いでいる様な
そんな一皿のご用意はディナーコースに組まれております。
「築地からの直送 鮮魚の蒸気蒸し
貝類とサフランの香り高いブイヨンソース
フレッシュトマトのラタトゥイユと共に」
鮮魚の蒸気蒸しが松笠焼きとなります。
あまり知られていないようですが、旬真っ盛りの平スズキでございます。
国産のパプリカ、トマト、茄子、フランスロワール河流域産のホワイトアスパラ、
スペインはアンダルシア産のオリーヴ、ケッパーも一緒にして
仕上げは国産、大分県産のかぼすの香るホワイトソースをかけて!
画像のヒラスズキは鹿児島で水揚げされたもので
「スズキ」と名乗っていますが鱸とは生態系が違うようです。
旬の時期は寒い時期、海流が洗う外洋や荒磯に多く生息するそうです。
焼くのではなく蒸して食する理由は、たっぷり身に詰まった脂があるから‼
お天気の良い日に春間近の木漏れ日を浴びながらのランチなら
渋谷にいることを忘れてしまいそう!?
お昼のコースでご用意しております。 Menu Vert ¥8640
「平鱸の蒸し焼き 色取り取りのレギュームを合わせて
ホワイトアスパラガスとカボス香るソースと共に」
秋風、木枯らし一番が先日吹き荒れて寒いと感じるように
なって参りましたがお元気にお過ごしのことと存じます。
衣替えの時期となりますね。
暖かい衣を羽織るのは人々だけではありません。
鳥たちも冬の羽に替えて大空を飛んでいることでしょう。
フランスのブレス地方の大空を舞う真鴨たちが、越冬の為に
エネルギーを蓄え、美味しさが最高の状態で入荷しております。
胸肉をロースト、股肉をコンフィにしてフランスの至宝の茸
セップと共にお召し上がりください。
ブレス産 青首鴨のローストとジュソース
ビガラードをまとったキュイスのコンフィと
フレッシュセップ茸を添えて
空気が段々澄んで参りました。
秋ですねぇ!秋晴れが続くと気持ち良くなりますね!天気予報は何やら下り坂なのだとか、
雨でジメジメするのは苦手ですが、きのこ達はそんな環境を好むようです。
フランス産のセップ茸、ジロール茸、トリュフを秋の味覚として取り上げました。
傘のあるもの、ヒダ状のもの、球状で土中に育つもの、
それぞれを小さく刻んでフライパンで炒めます。
鹿児島県産の真鯛のフィレをポワレして合わせたところに、
真鯛の骨から丁寧にエキスを取り出しながら作ったコンソメをソースとし、
そのコンソメで仕込んだアルデンテのリゾットを添え、
36ヶ月熟成させたパルミジャーノ・レッジアーノで香り付けします。
それぞれの個性が生かされたセプテットが奏でられるのは、
夕刻からのディナータイム、ムニュ・サヴール、ムニュ・サヴール・レジェとなります。
『兵庫県産真鯛のポワレ クリーミーなリゾット
鯛の骨から取ったコンソメソース』
真鯛の産地がお断りなく変更する場合があります。
お盆も過ぎて8月も折返しです。
海より山の避暑地を訪れ猛暑残暑を回避してお過ごしでしょうか。
大きな緑に囲まれて、流れる川の音に癒されながらゆったりとした時間の 流れに身を任せれば、良いリフレッシュになります。 そんな場所はきっとヤマメや、イワナなどの生息する綺麗な水が流れるところ。
宮崎県のしゃくなげの森から届いた渓流の女王、それは希少価値の高い尺ヤマメをマリネにし
黄金イクラと云われる ヤマメの卵とともにパッションフルーツのヴィネグレットとマスカットとパルメジャーノを香りづけしたちょっとしたスペシャルメニュー。尺ヤマメが運良くも入荷したタイミングと合わないとお目にかかれませんが、猛暑残暑の中でも食欲をかき立てられます。 フランスの庭園と言われるロワール川の上流で作られるサンセール、その川の対岸の プイイ・フュメからの2アイテムがお薦めワインとなります。