先日のお休みを頂いて長野県に行って参りました。今回の目的はお客様にも大変好評な南信州の兎を見学です。
飼育の餌は南信州JAが指定されているもので、この一帯は統一されています。もし不慮の病気になっても注射や薬は与えずに、看病をする為、1年中留守にすることはできないそうです。ストレスを与えないよう一兎、一兎個別に飼育している模様に愛情を感じました。今回、お世話になりました肉のスズキヤの鈴木社長には山羊や鈴木社長こだわりのジビエなど、お話が聞けて本当に勉強になりました。
夜は温泉でゆっくり。したのは束の間夕食に出てきた鯉に衝撃が!
夜も遅いしアポイントは取れない、、、明日は飛び込みで鯉の養魚場へ行ってみます。
片岡 晃治 Koji Kataoka
統括責任者兼料理長
愛知県産まれ 調理師専門学校を卒業後 名古屋のホテルを皮切りに
オーベルジュ・ドゥ・リリアーヌオーベルジュ・ド・リル・ナゴヤ
を経て渡仏パリ16区 Restaurant Hiramatsu Parisへ帰国後
シェ松尾松濤レストランの研修を経て現職。
・JSAソムリエ協会認定ソムリエ
・名古屋調理師専門学校フランス料理講師
・名古屋文化短期大学調理実習講師
・東邦ガス料理教室講師
2019.10 オランダ食肉産業仔牛コンクールファイナリスト作品
2020.02 アントナンカーレムコンテスト 準グランプリ作品
毎年10月下旬から開催される「味覚の授業」に今年も講師として名古屋市立船方小学校へ行って参りました。
フランスで始まった、この食育活動は五感を使って味わうことの大切さを子供たちに伝えることから始まりボランティア活動
の一環です。
わたしは、巷に溢れている化学調味料の危険性をわかりやすくかみ砕いて、説明いたしました。
コンソメとそれに使う丸鶏などを生徒さんに見せて、初めて見る丸鶏に生徒さんは大騒ぎ!
化学調味料を使用せずに「旨み」や塩加減で美味しい料理ができるということを生徒様方に伝われば嬉しいなと思います。
豊かで安全な食生活が世間に認識・浸透されるまで微力ながら頑張っていきたいです。
先日の休日を利用して今、使用しているトマトの形をしたピーマンその名も「トマピー」
の農園見学に名古屋から車で1時間半から2時間の知多半島、最先端の南知多 yaotomi農園まで行って参りました。
栄養価にも優れていて見た目も可愛いのですが生産者の高橋さんのアテンドのもと
色々教えて頂き育てるのには、とても大変で果肉の重みで枝が落ちてしまう為、毎日 昼夜チェックしては
紐でくくりつける作業に追われてるそうです。
やはり、現場を観て大変さでしたり作り手の愛情が伝わり、僕自身も刺激をいただけました。
なんといっても行く先々での名産物を食すのが楽しみでもありますが、、、
最後になりましたが、高橋さんお忙しい中、本当にありがとうございました。
先日13日、ホームページでもご案内したカゴメさんとのコラボイベントも大盛況でした。
満席につきご予約をお断りしてしまいましたお客様も多数おられご迷惑をおかけいたしました。
健康食としてのトマト。更にポテンシャルを引き出す調理法、食材の組み合わせを
当日セミナーをされた、カゴメ福澤管理栄養士の教えのもとシェフは試行錯誤してメニューを
何ヶ月も考えていました。
セミナー&ランチ会の最後にシェフ挨拶の際、皆様から盛大な拍手をいただけて
やっと心底笑顔になれたと言っておりました。
シェ松尾 名古屋店ではこれからも、美味しいプラスαをお客様にご提供していきます。
皆様、トマトでおなじみのKAGOMEさんとシェ松尾 名古屋のコラボランチが決定しました!
その名も「トマトでキレイ」KAGOMEさんの福澤管理栄養士と当店シェフ 片岡のタッグで女性の皆様を内側からキレイに
致します。福澤氏のトマトと美容のセミナー後、ソムリエ原田の美肌ノンアルコールカクテルから始まり、コラーゲン豊かな
スッポンのコンソメスープなどこの日だけの特別メニューで皆様に綺麗になって頂きます。
詳しい内容はこちらからどうぞ http://gentamatsu.jp/promo/page/archives/2343
女性の大好きな♡と言いますか、女性の味方というくらい大人気のフルーツ「桃」
毎年恒例、楽しみにされてるお客様も多い桃の冷製スープの季節です。シェフが駆け出しのころに軽井沢のフランス料理の名店
でスペシャリテである桃のスープを食したところ、その美味しさが今でも記憶に残っているそうです。
修行先々で色々なシェフの桃のスープを勉強し、その良いところだけを自分のものにして完成したのは火は入っているけど
みずみずしくフルーティでファンも多い絶品スープ。生ハムとモッツァレラチーズとの組み合わせも絶妙です。
作り方は誰にも秘密だそうですが、是非ご賞味にお越しくださいませ。
スープがピンク色をしているのはレモン汁をいれたことにより桃自身がPH反応によるものなので安心してください!
さて、あいち鴨の飼育場を後にした私たちは長野県との県境に近い新城市の山奥まで、車を1時間以上走らせて到着。
こちらも当店で同じみ源氏和牛の飼育場です。こちらの和牛の特徴は愛知県が世界に誇る関谷酒造 蓬莱泉の酒粕を食べて育ててます。
その甲斐あって脂の融点が15度前後と、まさにとろける牛肉です。飼育管理ものびのびとストレスを与えないことが何よりのポイントと秋になると食欲が衰えてしまう(人とは違いますね!)ので如何に負担にならぬ様、食べさせる秘密がありました。
酒粕を与えてみるとパクリと美味しそうに食べてしまいました。
2ヶ所の生産地を巡り愛情をたくさん与えられて飼育されているんだなと感じ、一層食材の大切さを噛みしめることができました。
本日、ご案内して頂きました鳥市の柴田さん本当にありがとうございました。
当店でおなじみの「あいち鴨」脂の融点が26.8℃と低くお客様にも好評です。シェフとして料理を考えることも大切ですが、生産者に直接お話をお伺いすることや環境を見ることも大切な責務だと思います。本日はシェフ仲間と共に行ってきました!
名古屋から新幹線で30分の豊橋に飼育場はあります。あいち鴨は1日に最大でも70羽しか出荷されません。理由として広々とした空間で鴨にストレスをかけないことに気を配るが故です。本日は特別に処理施設も見せて頂きました。機械にて羽をむしるのが昨今の主流ですが肉にダメージを与えぬ様、人の手で1羽、1羽むしっていきます。愛情がとても伝わりました。
わたしたち人間は命を頂き、われわれ料理人は命を調理していることを改めて実感致しました。色々な食に関する問題が昨今ございますが、食材を大切にすることを忘れてはいけないと実感できたとても有意義な時間でした。
さて、もっと山奥までこの旅は続きます。
シェ松尾の夏の人気商品
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