• HISTORY

HISTORY

  • ロンドンのヒルトンホテルのフランス料理店で給仕人として働いていたとき、各国様々なお客様の食卓を注意深く観察していた記憶をたどると、日本人の生活スタイルが西洋風に変わってきた今日でも、やはり我々にはフランス料理店の雰囲気の中に自然と入り込めない、何かそぐわないものがあるように感じられました。
    もちろん風習の違い、食べ物の違いはありますが、私に課せられたこれからの仕事は、フランス料理の知識や味への挑戦はもちろん、まさにこの部分の究明ではないか、と思いました。

  • 渋谷区松濤、喧噪を離れた住宅街に橙色の瓦屋根や蔦が絡まる一軒家がありました。イギリス人の設計により建てられたその私邸は、ヨーロッパ各地で修行を重ねてきたオーナーシェフが探し求めていたレストランの空間そのものだったのです。
    1980年 9月 シェ松尾・松濤レストランOPEN。
    仏語で「家」を意味するシェ<Chez>とオーナーの名を一つにした一軒家レストランは、<松尾の家でおもてなしをする>その思いで、開店当初よりお客様をお迎えしております。

  • 松濤レストランでお出ししていたデザートをいつでも食べたいというご要望を頂き、1985年パティスリー・シェ松尾OPEN。
    オリジナル焼菓子“シュミネ”は、このとき誕生しました。当時レストランでデザートとしてお出ししていた、たっぷりのバターとアーモンドパウダーを練り込んだ焼菓子です。姿が煙突に似ていることから“シュミネ”(フランス語で煙突の意味)と名付けました。

  • パティスリー・シェ松尾のオープンを経て、1986年秋に初めての百貨店、日本橋高島屋地下1階、洋菓子売り場に出店。その後、池袋東武百貨店3Fにサロン・ド・テ シェ松尾(喫茶)をOPEN。
    現在は4Fに移転していますが、初心を忘れることなくレストランの味を気軽にお楽しみいただけるよう、軽食とデザート・ケーキ・焼菓子をご用意しております。東武店限定の季節のデザートやケーキもご好評頂いております。

  • サンルーム(ガーデンアネックス)と2F個室(インペリアルルーム)が増築され、現在と同じレイアウトの松濤レストランが出来上がりました。
    大きな窓からお庭が一望できる部屋は、さまざまな用途でご利用いただけます。
    2階へ上がる階段にはピカソのスケッチや絵画が飾られ、個室内にはアンティークな銀器等、店内にはオーナーシェフが留学中から収集していた様々な品が飾られています。

  • 青山通りから2、30m程はいった先にある近代的なビルの地下に1995年シェ松尾・青山サロンOPEN。
    松濤レストランでは難しかった大人数のウエディングやヨーロッパ社交文化のダンスパーティーやサロンコンサートも開催できるレストランです。1898年にスタインウェイ(ニューヨーク)が90,000台目を記念したアートピアノは、当時と変わらぬ美しい音色を奏でます。
    大人の社交場であり、優雅でクラシックな雰囲気が広がります。

  • 世田谷区・成城。穏やかな街並に構える「成城学園前駅」の駅ビルに、2006年グランファミーユ・シェ松尾・成城コルティ店がOPEN。
    多目的レストランをコンセプトに、これまでとは異なる使い方、人々が自然と集うカジュアルなレストランを目指し、オープン致しました。

  • 1985
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